クローズアップ現代
コメンテーターは楊逸でしたが、彼女が喋ってるの、始めて見たなあ。いや、テレビを見ないモノで(笑)。しかし、分配制度が無くなったってのに感動してたのに吃驚した。意外と、現代中国についてってないのかな?
それと、もう一人の日本人のコメントで、「社会的なエリートである大学生の就職が大変だというのが大問題だ」というようなコトを言っていましたけど、でも、コレって逆じゃないかな。
中国じゃ、十年に及ぶ定員拡大の挙げ句、二三年前に大学の大衆教育化宣言が出て、もはや大学卒はエリートの同義語じゃなくなっていて、ダメ学生もダメ大学もたくさん生まれているワケです。そして、学生の就職率は、数年前から六割前後にとどまっていて、決して良くは無かった。それなのに、大学入学が科挙及第と同じ意味を持った80年代以前のエリート教育イメージから社会が抜け出せていないし、学生も何となくそれに安住している、と。だからこそ、農民が借金をしてまで、冷静に考えれば就職で高望みできるハズのない上海の中堅大学に、息子を送り込むワケで。
つまり、大学生がエリートでなくなったという現実に社会の認識がついて行っていないのが、より事態を深刻化させている、ということです。
それと、社会的問題としては、中間管理職・中間技術者層(グレイカラー)の軽視ってのが、企業・学生、双方にあるんだけどね。いや、町の電気工事を請け負う企業の現場技術者的な仕事やなり手がもっと増えてしかるべきなんだけど、そのあたりがいつまで経っても薄っぺらいママなんだよねえ。
その一因が学生=エリートという固定観念にあるのだとしたら、むしろこの就職難は、長い目で見れば、認識が改まる一つの劃期になる可能性はありますねえ。まー、その前に不満の爆発が怖いけどね。





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