近頃の四川料理の素
日本の四川料理というのは、陳建民氏に起源していて、食材がそろわず、かつ日本人が今ほど肉食でなかった時代に作られたので、エビチリとか回鍋肉とか、大陸の本物四川とはだいぶんずれた食べ物になってるわけです。でも近頃、日本のスーパーレベルの中華の素、結構がんばってきてますねえ。
まず麻婆豆腐。四川系は、豆豉と唐辛子と花椒で味付けするけど、日本風は豆豉と花椒が弱いんだよねえ。ところが、去年あたりから、クックドゥで四川風麻婆豆腐が出て、花椒入りをうたうようになってますねえ。まー、本格四川料理店が増えてるし、輸入食材を扱ってるようなスーパーに行けば直輸入の陳麻婆豆腐の素が手に入るご時世だから、ある意味、当然の流れかもしれないけど。
と思ったら、昨日スーパーで、日清の汁なし担々麺なんぞを発見。担々麺の汁麺は、陳建民は自分の発明だと言ってるけど、まーその是非はよく分かりませんが、ともかく広東系四川であるのは確か。オリジナルは拌麺なワケです。おや、まだ一般にそれほどなじみがあるとは思えないコレを商品化してきたか。味は、あと二十倍くらい辛くして唐辛子の二三本入ってないとなあ、って感じでしたが(笑)。
ともあれ、これも、日本人の舌がどんどん広がってて、また日本の食文化の中国依存な部分を反映してるんでしょうな。食べられるもののバリエーションが増えるのは、イーことではないでしょうか。





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