長城修復問題

久々のブログです。忙しくってねえ。TWや臉本はやる気が起きないし。

さて、長城がコンクリで修復されちまった問題がいろいろと報道されてますねえ。んが、これ、とてつもなく既視感が。って、同様の問題が十年以上前に発生して、中国国内で問題になってるんですよね。
新華ネットだと、长城名隘紫荆关遭遇保护难题
とか。「紫荆关」「虎皮牆」あたりでググるかお百度踏むといろいろ出てきます。

2006年の長城維持管理の条例は、たぶんこの議論なんぞを踏まえて出てるんでしょうな。

んで更にこの問題は、2000年前後の杭州の胡雪岩故居修復論争とも合わせて考えた方がよいでしょうね(カルチャーレビュー参照)。修復の結果、現代的技術で全然別物になっちゃってる、コレはヴェニス憲章の現状維持原則に反するのでは?いや、木造家屋の保護は文物保護法の原状回復でOKだ、って論争。まあ、中国はすっかり文化保守主義化して伝統の継承を表に出していますが、肝心の伝統的建築技法の継承者がいなくて、原状回復も現状維持もできないってコトなんでしょう。

つまり、お寺などの古建築の柱や天井の絵が修復の結果下手下手に書き換えられてしまう、それと同様に、長城を昔の技術でそのまま再現するのが困難なのではないかな、と。あとは、長城などの国家級の遺跡の保護が中央の管轄でなく、地方に投げられているらしいこと、それで予算と技術が不足して……ってあたりが透けて見えるのも面白いですね。
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つれづれ > 中国社会

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