百度、日本進出

というニュースが流れていますね。当の百度でニュース検索したところでは、コレが一番早いみたいです。このニュースに引かれている、李彦宏の発言を抄訳してみましょ。
百度はハイテク分野の企業として、サーチエンジン分野で明確な技術的優位を持っており、これが百度が世界の投資家の関心を集めている最も重要な理由であり、また百度が日本語市場に進軍する“原動力”でもある。


百度は日本語市場に参入するために、既に半年以上の実質的な準備、日本語Webページの収集などを進めており、来年の適当な時期に、百度は正式に日本語検索サービスを公開する。


日本は科学技術が高度に発達した国家であり、インターネットの普及率も高く、サーチエンジン市場も活発である。日本語検索は日本では既に国民生活の極めて重要な部分を占めている。日本では、国内サーチエンジン企業の他に、アメリカのヤフー・グーグルなどの巨大グローバル企業が主導的地位を占めている。百度社の参入は、同社のサーチエンジンテクノロジの高速・簡便・情報の幅広さなどの優位点をよく体現できるばかりでなく、ユーザーの体験に基づいた商品開発能力を利用して、日本のネットワーカーにより素晴らしい体験を提供することになろう。百度の参入は、日本のネットワーカーのサーチエンジン選択肢を、大幅に豊かにすると信じている。


まあ、日本のサーチエンジン市場が豊かになる、というのは確かだろうけど、不安な点が山積み。

まず、実質的な準備期間が半年、という点。形態素解析とか日本語特有の漢字・仮名の表記の揺れの問題とかも含めて、半年で日本語検索技術をチャンと確立できるモノかなあ?百度が日本のどこかのサーチエンジン技術を買ったという話は聞いてないけど、どこかパートナーが居るのかな?

それと、サーチエンジンの優位性を言うけれど、中国語コンテンツの検索効率、つまり表示ランクの妥当性は、グーグルの方が遥かに上だというのが、私の体感です。グレートファイヤーウオールのお陰で、グーグルよりも収集ページ数が多いので、百度を使うことにはなるんだけど、それって中国の特殊事情に起因しているワケで。

もう一つの問題は、著作権とマナーですね。百度と言えば、MP3検索、まさか日本語で同種のサービスを提供したりは、まあ、日本では法令の遵守が求められるからソコまでは無理だろうけど、しかし、中国国内で提供しているサービスが改めて日本国内で問題になって、愛国心に燃える日本人ネットワーカーの攻撃やら訴訟やらにあう、というリスクは有るね。それに、robots.txtを果たしてチャンと尊重してくれるかなあ?グーグルは、この辺がチャンとしてて好感が持てたワケですが、百度はどうかな。まあ、そういったネット文化の差異まで考慮してサービスを提供してきたら、大したものだと思うけど。

ともあれ、百度のお手並み拝見ですな。
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